産後ケア訪問 (千葉市委託事業)のこと

 

 うのとろ助産所として千葉市産後ケア事業の訪問型をおこなっています

  母乳の分泌状況に合った乳房のマッサージやケア、ママの体調や気持ちのサポート、赤ちゃんの世話など相談室でのケアと同じ姿勢でやらせていただいています。

ミルク育児の方、母乳育児を続けるのが大変なので母乳をやめたいという方、身体的にも精神的にもギリギリで大変な方、などなど、いろいろな方からの訪問申し込みがあります。

出産後の数ヶ月という期間は、皆さんかなり無理して頑張っていらっしゃいます。

上にお子さんがいる場合も、初めての出産の場合も出産後は皆大変です。一人でがんばらないで、無理しないでください。ヘルプやサポートを求めることは決して恥ずかしいことではありません。いっしょにやっていきましょう。

訪問ならではとして、そのお宅に合った赤ちゃんの世話をしやすい環境を考えたり、沐浴を実際にやったり、浴室での風呂の入れ方など。4か月の後半頃には、離乳食のやり方なども具体的に話します。

産後ケア事業の期間が終わっても、かかりつけの助産師として気軽にご相談ください。

(離乳食を食べない、体重の増えが悪い、卒乳のやり方などなど)。

 

 

千葉市産後ケア(訪問型)とは

2017年から千葉市が行っている事業。出産後のお母さんと赤ちゃんに必要なサポートや支援を助産師がご家庭を訪問しておこなうものです。

1回の時間は原則、おおむね90分間です。

2024年4月から訪問型の期間が、「生後4か月まで(満5か月前日まで)」から、1歳未満(1歳の誕生日の前日)」になりました。

 

〈 対象 〉

千葉市に在住のお母さんと1歳未満(1歳の誕生日の前日)までの赤ちゃん。

なお、赤ちゃんが入院中の間に産後ケア(訪問型)を利用したい場合は、

お住まいの区の母子健康包括支援センターに連絡してください。 

 

〈内容 〉

お母さんの健康面、生活面、授乳方法や乳房のケア、赤ちゃんの世話や沐浴、赤ちゃんの発育状態、育児をする上でわからないことやこまっていることなど、状態に応じたケアやサポートをおこなうものです。

 

〈 利用できる期間と回数 〉

出産後から1歳未満(1歳の誕生日の前日)の間に7回利用できます。 

 

〈 手続き 〉

出産予定日の3か月前からお住まいの区の母子健康包括支援センターで登録申請できます。

あらかじめ登録していない場合も、お子さんが生まれてからも登録できます。

(産後はあわただしいので、妊娠中の申請がおすすめです)

手続きには母子健康手帳と印鑑が必要です。 

 

〈 利用の予約 〉

訪問を希望する日が決まったら、助産師に連絡して予約します。 

 

〈 サービス利用の際必要なもの 〉

「千葉市産後ケア事業登録証」と  「利用日数等上限管理票」の提示が必要です。

 確認のため母子健康手帳も必要です。

 

〈 利用者自己負担の金額 〉

 世帯の課税状況により、利用者自己負担額が異なります。

   課税世帯(2割負担) :2,200円

   非課税世帯(1割負担):1,100円

     生活保護世帯     : 無料  

 

〈 お支払い 〉

 利用の終了時に自己負担額をお支払いください。

 ちなみに、他に(交通費など)はいっさい不要です。 

 

産後ケア訪問の予約